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MovableType.netのご紹介

アカウントを作成するだけでウェブサイトを開設することができる「MovableType.net」を試用してみました。ソフトウェア版のMovable Typeはライセンス価格が90,000円(税抜)〜と少し敷居が高いのですが、MovableType.netであればサーバー管理費込みで月額2,500円(税抜)〜となっており、小規模なコーポレートサイトや町の商店街のサイトなどを気軽に開設することができます。

14日間無料体験サービスを利用してMovableType.netを試してみましたので、触ってみた印象などをご紹介したいと思います。

多彩なテーマが準備されておりすぐにサイトが開設可能

小規模なコーポレート向けサイトのテーマ、ブログ向けのテーマ、カフェや飲食店向きのテーマなどが予め用意されており、目的に合わせてテーマを選択して素早くサイトを公開することが可能になっています。もちろんスマートフォンでの閲覧にも対応しています。

また、サイトの構造などを定義する「テンプレート」や、サイトの見栄えを定義する「スタイルシート」は全て変更可能になっており、オリジナルの情報設計・デザイン適用も可能です。

写真:MovableType.netのテーマ例

当社では普段ソフトウェア版のMovable Typeを扱っていますので、MovableType.netの テンプレートも素早く編集可能です。

カスタムフィールド機能を搭載

ソフトウェア版のMovable Typeに搭載されている「カスタムフィールド機能」がMovableType.netにも搭載されています。これを利用することで、例えば店舗リストを掲載する際の住所欄など、定型データを管理しやすくなります。

写真:カスタムフィールドを表示した画面の例

記事データの一括インポートも可能

MovableType.netには記事のインポート・エクスポート機能が搭載されています。これを利用すれば、既存のデータなどをまとめて登録することができます。

実験として、「プレミアム付き商品券「HIROCA(ヒロカ)」」の加盟店一覧を登録してみたところ、約3分ほどで655件のデータ登録に成功しました。具体的には、加盟店がリストになったPDFがありましたので、これをExcelデータに一旦変換し、さらにPHP(プログラム)でMovableType.netに登録できるテキストデータに変換します。データではカスタムフィールドのデータ(テキスト・画像)の指定、またカテゴリの指定も行えます。

写真:記事のインポート機能で加盟店一覧を登録完了した画面

お問い合わせフォームも作成可能

簡易的なものになりますが、お問い合わせフォームも作成できます。名前・住所・内容など入力してほしい項目を選択して設定を保存し、埋め込みコードをテンプレートに保存するだけでフォームが表示されます。デザイン設定も可能なので、サイトのデザイン・雰囲気に合わせてフォームの見栄えを変化させることができます。

なお、1時間に受付可能な件数は50件のようです。

独自ドメインでの運用に対応

登録時は[自分で決めたアドレス].movabletype.ioのようなアドレスですが、自分で取得したドメインで運用することにももちろん対応しています。

まとめ

このように、MovableType.netではコストを抑えつつも安定した基盤でサイトの運用ができ、小規模なサイト構築の選択肢の一つとして良いのではないかと感じました。2016年からWebサイト(ホームページ)の運用に注力してみようとお考えの企業様は、お気軽にお問い合わせください。また、シックス・アパート社のサイトに導入事例がありますので、ご覧いただき雰囲気をつかんで頂けたらと思います。

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