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この1年の制作・開発業務の振り返り

昨年5月頃から新しい案件が始まり今年の3月頃ようやく落ち着きました。現在は運用フェーズに入っており、自分なりに振り返りつつ日々の運用作業を行っています。リニューアル時の構築作業を任されることが多いことなどからなかなか運用に携わることができなかったのですが、久しぶりの運用作業も楽しいものです。最近、過去に書いたブログ記事を見返すなどしたのですが、私はフロントエンド・サーバーサイド問わず、新規構築や運用時に発生するさまざまな課題を解決するのが得意であり、楽しい・役に立てると感じているのかなと考えています。

この1年で携わった業務は以下のような内容でした。

  • 大規模サイトリニューアルにおけるHTML/CSS/JavaScript設計、PowerCMS Xのテンプレート・プラグイン実装
  • とあるデータを自動集計して表・グラフ化するプログラム開発(PHP + Twig + JavaScript)
  • PowerCMS XのComponentBlocksプラグインの開発
  • Video.jsのカスタマイズ
  • PowerCMSを用いたフォーム実装

アクセシビリティ確保は「基本のキ」が大事

大規模サイトリニューアルにおけるHTML/CSS/JavaScript設計では「JIS X 8341-3:2016のウェブアクセシビリティ適合レベルAAに準拠すること」が求められました。そこで改めて感じたのは『アクセシビリティ確保は「基本のキ」が大事』ということです。タブやいわゆるハンバーガーメニューではWAI-ARIAを用いて実装することもあるのですが、「基本のキ」を忠実に守りながら丁寧にコンポーネントをマークアップ・スタイリングしている時間の方が多いと思います。大規模サイトだから特殊なことをした、という感覚はないです。

上がってきたデザインを丁寧に再現しつつアクセシビリティを確保し、パフォーマンスも向上させ、なおかつ期限に仕上げる、というのはなかなかハードですがやりがいのある作業です。

Vue.jsも使用しています

大きな声で言わないのであまり知られていないかもしれないのですが、PowerCMSを用いたフォーム実装をする際にコーディングデータがVue.jsで来ることがあったり、コーディングからやってもらいたいとのことでVue.jsを使用したプログラムを一から書いていることがあったりします。(以前同じことを書いたかもしれない…)確かに入力画面を何ステップかに分けて表示したい場合はVue.jsを使うのが便利そうです。PowerCMSの確認画面で表示されるバリデーションエラーをVue.js側に渡してフォームに表示する仕組みも考えました。(ちょうどこれから本格的にテストをする段階です。)

HTML/CSS/JavaScriptを用いたコーディング、MTMLを用いたテンプレート実装以外の技術も持っていると、思わぬ所・時に活躍の場が広がります。

地方で大きな仕事

Video.jsのカスタマイズ作業では「あ、あのサイトで自分のスクリプトが使用されるのか」と驚いたものです。地元の仕事もありがたいですし地域のお役に立てているだろうと思うのですが、東京からUターンした時に「もっと東京の大きな案件をたくさんやりたかったな」という思いを強く持っていたため、その希望が満たされた気分で大変うれしく思っています。事情があって地方に住みたい、しかし東京の大きな仕事をしたい、というコロナ禍以前は難しかった希望もこの会社では叶うのがありがたいと思いました。

まとめ

この1年は特にフロントエンド・サーバーサイド問わず色々なことをやってきたように感じますが、これも周りのみなさんのサポートのおかげだと思っています。ありがとうございます。関連会社の採用サイトも公開されましたので、ご興味のある方は是非一度ご覧ください。よろしくお願いいたします。

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