業務でAWS(Amazon Web Services)を利用することが多く、個人でアカウントを作成しいろいろ試しています。AWSは規模の大きなサイトで利用されるイメージがあるかもしれませんが、基本的には従量課金で気軽に始めることができます。
個人アカウントで利用した経験のあるサービスをリストアップしてみると以下のようになりました。個人レベルでも意外と多くのサービスを利用しています。
- EC2
- Lightsail
- Lambda
- S3
- RDS
- VPC
- CloudFront
- Route 53
- AWS Amplify
- MediaConvert
- Certificate Manager
- WAF & Shield
- IAM
- CloudWatch
- AWS Cost Explorer
- AWS Budgets
- サポート
常時稼働しているLightsail(Webサーバー)とS3・CloudFrontなどがありますが、先月の予算と今月の予測を確認すると$15ぐらいで収まっています。(円安進行で以前よりは高くなっていますが…)
PowerCMS Xを採用したWebサイト構築においては、EC2だけでなくS3・CloudFrontを組み合わせ世界中のエッジサーバーからコンテンツを高速に配信可能にする構成を取ることがありますが、S3にファイルを配置すること、CloudFrontのキャッシュをコントロールする必要があること、など一般的な共用サーバー(レンタルサーバー)から配信する場合とは異なる知識が必要になります。そのような場合でも、自分のサイトでいろいろ経験を積んでおけば業務でもスムーズに利用できます。
個人で研究・開発したサイトですが、以下のサイトを公開中です。
- PowerCMS X R&D Website : 主にLightsail, Amplify, CloudFrontを使用
- PowerCMS X Q&A : 主にLightsail, S3, CloudFrontを使用
不要になったサービスは必ず削除すること、コンソールのホームに表示される「コストと使用状況」をチェックすること、予算を設定し予算を超えた際にメール通知を受け取るようにすること、あたりに気を付ければ「驚くような額の請求書が来て困った!」ということはないと考えます。(※保証はいたしません)サービスの利用に必要な情報は公式ドキュメントの他、「サービス別資料 | AWS クラウドサービス活用資料集」に掲載されているスライド等も参考になります。「百聞は一見に如かず」とも言いますので、これからもAWSのいろいろなサービスを体験していこうと考えています。