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年末年始休暇を利用して「AS情報を作成するためのテスト」に協力

新しい年を迎え、当社も昨日より2019年の営業を開始いたしました。本年もより一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

さて、年末年始は1月4日を年次有給休暇とし、9日間の休暇とさせて頂きました。12月はセミナーや会議での登壇、また健康診断があり少々慌ただしかったことから「ゆっくり休みたいな」と思いつつも、9月から始めた週2回のスポーツクラブ通いに加え、自宅の掃除、神社の参拝など、やらなければならないことがたくさんだったなと考えています。

そのような中、9日間休暇があると仕事に関する事以外で「Webに関する何か」をやりたいな、という思いも出てきます。何かないだろうか?と考えていたのですが、12月26日にウェブアクセシビリティ基盤委員会より「AS情報を作成するためのテストへご協力のお願い」が公開されました。2018年後半は私自身あまりWebアクセシビリティ関連に関わることができていなかったため、「これなら私でもお役に立てそうだ」と思い、年末に時間を作ってテストに励みました。

※ちなみに、「アクセシビリティ・サポーテッド(AS)」とは、ある実装技術(例えば画像に代替テキストを付けること)がユーザーエージェント(ブラウザ等)や支援技術によって実際に利用できるようになっている状態を指します。

テストを通してmacOSに搭載されているVoiceOverの操作を改めて学習するきっかけにもなりましたし、「テーブルの見出しセルにscope属性を付けると予想通りこう読み上げられるな」とか「こう読み上げられると思っていたけれど、このブラウザと支援技術の組み合わせでは意図した読み上げにならないのだな」という現状を知る事ができました。

これまでにmacOS上のFirefox + VoiceOverの組み合わせ、またFirefoxのみでのテストを終えたところです。まだテスト期間は続いていますので、Windows上のFirefox + NVDAの組み合わせでテストを進めています。私のテストがAS情報作成に少しでも役立てば幸いです。

今年も仕事で、またプライベートでWebアクセシビリティ関連の取り組みを続けてまいります。直近では、1月26日に開催される「第5回 福山IT座談会」にて、VoiceOverの実演をしてみようと考えています。

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