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Webサイトは運用が大事

先日、当社でリニューアルを担当したWebサイトの運営担当者様にお目にかかりました。リニューアル後サイトがどのようになっているか制作した私はとても気になるのですが、以前に比べて更新もしやすく順調に稼働しているとのありがたいお言葉を頂戴しました。また、私自身でもサイトを拝見したのですが、CMS(PowerCMS)は問題なく稼働しており、当初の想定通りWebページが制作されているようで安心いたしました。

もちろん月日が経ち様々な経験を積むと「ここはこうした方が良かったかな」などの改善点も見えてきます。それらは今後の制作、また運用に活かしていきたいと考えています。

サイトの公開はいわば植物の苗植え

当社の設立からまもなく3年、ということも重なり他のサイトも含めて少し振り返りをしました。ここで「Webサイトはいわば植物のようなもの。Webサイトの公開は苗植えではないか。」ということを改めて感じました。サイトの運用は苗を大きく育てていくこと、サイトの公開を通して達成したいことが果実と例えられるのではないかと思います。

苗を大きく育て、果実を実らせるにはサイトを公開してからの運用が非常に大事です。次のようなことが起こってしまうと、あっという間にサイトは当初の目的を達成できなくなってしまうでしょう。

  • 水やり・肥やりを忘れて枯れる(サイトの更新を行っていない、等)
  • 害虫にやられる(外部から不正アクセスを受けてサイトが改竄される、等)
  • 農機具の提供がなくなる(ソフトウェア、お問い合わせフォーム等のプラグインの提供が止まる、等)
  • 耕作者がいなくなる(プログラムを書いた人がいなくなりメンテナンスが困難になる、等)

このようなことが起きないようサイト運営者様としっかりと連携し、構築したサイトが存分に効果を発揮するように取り組みが継続できたらと考えました。

CMSに関する思い

少し個人的な感情も含みますが、数年を振り返ってCMSの面で言えば下記のような感想を持ちました。

  • PowerCMSやMovable Typeは開発元から随時アップデート情報が公開されていること、また私自身がプライベートの時間でも情報を追ったり実験的なプログラムを提供したりしていることから、公開後も安心していられました。
  • WordPressはGPLライセンスで配布されており無料で利用することができるのですが、害虫にやられる怖さ(ログを見ると脆弱性があると一般に認知されているファイルに直接アクセスを試みている)、農機具の提供がなくなる怖さ(プラグインに頼って作っていることから、きちんとメンテナンスされ続けているのか、今後も提供されるのかという不安)、WordPress本体の更新により動かなくなるのではないかとの不安が強くありました。

土に当たる部分(=サーバー)や農機具等に当たる部分(=CMS)もきちんと選定・メンテナンスし続けなければ、よい果実を得ることが難しくなるでしょう。この点にも充分に気を付けていきたいものです。

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