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広島市で「Webアクセシビリティの学校 in 広島」が開催されます

来る2018年5月19日(土)、株式会社インフォアクシア様主催、アイエーアイ様開催協力で「Webアクセシビリティの学校 in 広島」が開催されます。隣県の岡山県・山口県では既に開催されており、広島県では初めて開催されます。

ここで突然ですが、私がサンプルで作ったバナーを見て頂きたいと思います。1つ目は病院を探すページへのリンクに使用するバナーです。
背景と文字のコントラストが低いバナーのサンプル

いかがでしょうか? 文字が見やすいでしょうか? 実はコントラスト比を計測すると2.905となっており、私は正直文字が読みにくいです。

福山市ではピンク色の背景に白文字がよく見られますが、こちらはいかがでしょうか。
背景と文字のコントラストが低いバナーのサンプル2。背景色が福山市でよく使われるピンク色、文字が白色になっています。

実はこの色の組み合わせもコントラスト比が4.357とわずかに不足しています。

これらのバナーを見やすくなるように改善するにはどのようにしたら良いでしょうか? それは「Webアクセシビリティの学校」の講義で解説される「色の使い方」に答えがあります。

より多くの人がWebサイトを快適に利用できるように

最近ではCMSが広く普及するなどし、多くの方がWebサイトを制作・編集するようになりました。しかし、誰もが問題なくWebサイトを利用できる状況にあるか?という観点から見ると、私はまだまだではないかと感じます。先に例を出した色のコントラスト比の問題、視覚に障害のある方が利用されるスクリーンリーダーや検索エンジンのロボットが画像を含むコンテンツにアクセスしても内容を理解できない問題、またリンクの文字が全て「こちら」となっておりどのようなコンテンツにリンクしているのか分からない問題...、さまざまな問題がWebサイトには潜んでいるのです。

Webアクセシビリティの学校では"「Webアクセシビリティ」の基本の「キ」"として、このような問題をひとつひとつ丁寧に解説してくださいます。もちろんなぜWebアクセシビリティに取り組む必要があるのか、という前提の知識についてもしっかり解説があります。基本の「キ」は10項目ほどあるのですが、最初から全て完璧に理解し実践するのは難しいかもしれません。しかしWebアクセシビリティは全然ダメとか完璧のどちらかのみではありません。日々の業務でできることから取り組みを進め、今より少しずつでもWebサイトがアクセシブルになっていけば良いと思います。

Webサイトのアクセシビリティが向上すれば、ある人にとって使いにくかったサイトが改善される可能性があります。今まで利用できていた人がさらに利用しやすいサイトになることもあります。また、最近音声で操作するデバイスが流行していますが、そのようなデバイスからのアクセスにも対応できる可能性を秘めています。

Web制作者のみなさま、また企業のWeb担当者のみなさま、「Webアクセシビリティの学校 in 広島」で「Webアクセシビリティ」について楽しく学び、よりよいWebを一緒に作っていきませんか?

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