昨日は株式会社KDDIウェブコミュニケーションズさん主催の『CPI20周年サンクスキャラバンin岡山』へ参加させていただきました。
CPIサーバーはステージング環境が付いていて、マルチドメイン対応、そしてスタッフが使い慣れている、という理由でLAB設立当初から利用しています。
今回のイベントでは6名の方の登壇があり、サーバーの話や社内の取り組み、事業者側が考えるべきこと、サイト制作者が気をつけること、外部サービスの利用方法など、それぞれ違ったジャンルのお話を聞くことができました。
Webサイトを持つことが目的だった時代から、何らかの目的を達成するためにWebサイトを運用していく時代へと変化した今、その目的を達成するために何をどうしていくか。
私たちはWeb制作の中でそれについて日々一生懸命考えています。
- Webサイトを見るのは誰か
- 何のために・何を見たいのか
- どうしたら見てもらえるのか
それらの答えにつながるヒントをいくつかいただけたような気がします。
また、登壇者のお一人がおっしゃっていた、
「ウェブサイトは会社や店のインターネット支店なので、実店舗と同じように
手間をかけるところは手間をかけ、時間をかけるところには時間をかけましょう。」
というお話は「Web運用に時間も手間もお金もかけたくないけど結果は欲しい」と考えている企業の方に、もっともっと聞いてもらいたい内容でした。
余談ですが、
私たちはWebサイトを制作することはできますが、存在しないものを掲載したり表現することはできません。
提供していただいた情報をそのまま載せるだけのサイトでもないよりはましですが
ありがちな内容を載せただけの中途半端なものは人の心を動かすことはできないのだろうとも考えています。
自覚している長所だけでなく、その会社・お店独自の特徴や魅力を外から見つけ出す。
私が制作の中で一番頭と時間を使っているのはそこかもしれません。
(お客様は見た目(デザインのインパクト等)を重視されることが多いですが。)
それをうまく見つけるためには信頼関係にもとづく対話が必要で、そこには最低限時間をかけていただきたいと思っています。
ちなみに私が今回のイベントに参加しようと思った理由はいくつかありました。
・少し前に招待状をいただいていて、机の端に立てかけていたので、時々気にしていたこと。
・ここ最近は実務ばかりしていて、セミナー等への参加をしていなかったので、たまには外にも出てみないとなーという気持ちがあったこと。
・少し違う町に出かけたかったこと。
これらが重なって参加の申し込みをしました。
おそらく100人いたら100通りの基準があるのだろうと思います。
Webサイトに訪れる人たちにもそれぞれの基準があって、そういう可能性を考えながら最適なものを作って行かなくてはならないのだと改めて考える機会となりました。
CPIの担当者さんが「お客様との接点を増やしていく」「お客様との対話を大切にしていく」とお話されていましたが、顧客に郵送でイベントの案内を出したり、気持ちのこもったノベルティーグッズを用意されていたり、と
言葉だけでなく、きちんと形にされていることはすごく真似したいな、と思いました。
もし今回の案内がメールだけだったら参加していなかったかもしれません。
「封筒が届く」→「手に取る」→「開封する」→「中身をみる」→「特設サイトを見る」
これらの一連の流れの中で段階を経て最終的に参加の意志が固まったように感じています。
↓今回いただいた記念品と招待状
アンケートを書く時点では考えがまとまらず、具体的に書くことができなかったのでここでひっそりと感想を書いてみました。
KDDIウェブコミュニケーションズさん、登壇者の皆様、ありがとうございました。