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エコ素材のクリアファイルの選び方

画像:クリアファイルとエコのイメージ

脱プラスチックへの流れが加速する中、クリアファイルにもエコ素材の需要が高まっています。

環境に配慮されたクリアファイルには、「再生プラスチック」を使用するものと「プラスチック代替素材」を使用するものの2種類があります。
透明度の高い素材、耐久性に優れている素材などそれぞれ特徴があり、用途に合わせて使い分けることができます。

クリアファイルを作成する際、どの素材を選べばいいのか参考にしていただければと思い、素材の特徴について調べたことをまとめてみました。

エコ素材のクリアファイルを使うメリット

  • SDGsやCSR活動の一環として取り入れることができます。
  • 環境への取り組みをアピールでき、企業のイメージアップに繋がります。
  • 素材ごとに特長があり、用途に応じて選択できます。

エコ素材のクリアファイルの種類

PP(ポリプロピレン)

【特徴】

  • クリアファイルの素材として最も一般的に使われています。
  • リサイクルしやすく、燃やしても有害なダイオキシンが発生しないなど環境に優しい素材です。
  • 厚さ0.2mmのシートが一般的ですが、さらに丈夫な0.3mm、クラフト用の0.6mmを使用する場合もあります。
  • 耐久性が高く水にも強いです。
  • 安価で手に入りやすい素材です。

【注意点】

  • 一般的なクリアファイルの素材であるPP(ポリプロピレン)は、印刷物を挟むとインクに含まれる成分と反応して膨張する性質があり、この膨張現象によりクリアファイルが外側にカールする場合があります。対策としてクリアファイルに挟む印刷物はUVインキを使用した印刷物を用いるか、十分に乾燥された印刷物を用いることで軽減される傾向にあります。
再生率 -
透明度 ★★★☆☆
印刷の鮮明度 ★★★☆☆
耐久性・耐水性 ★★★★★

再生PP(ポリプロピレン)

【特徴】

  • PP材料を作る際に出る端材を再利用して作られている素材で、構成成分は通常のPPと同じです。
  • 通常のPPよりほんの少し濁っていますが通常のクリアファイルと遜色のない仕上がりです。
  • PPと同等の透明度の柔らかい素材で、見た目ではほとんど違いは分かりません。
  • 再生素材の中ではお手頃な価格です。

【注意点】

  • 表面上に黒点が見られる場合がありますが、再生PP特有の含有物であり品質には問題ありません。
再生率 40〜50%
透明度 ★★★☆☆
印刷の鮮明度 ★★★☆☆
耐久性・耐水性 ★★★★★

再生高透明PP(ポリプロピレン)

【特徴】

  • 通常のPPより透明度が高く光沢のある高透明PP材料を作る際に出る端材を再利用して作られる素材です。
  • 構成成分は通常の高透明PPと同じです。
  • 再生率は100%で、エコマークの表示が可能です。
  • 高透明PPとほぼ同等の仕上がりで、透明度が高く印刷がより綺麗に再現されます。

【注意点】

  • 表面に傷がつきやすいので取り扱いには注意が必要です。
再生率 100%
透明度 ★★★★☆
印刷の鮮明度 ★★★★☆
耐久性・耐水性 ★★★★★

再生PET(ポリエチレンテレフタラート)

【特徴】

  • 市場から回収したペットボトルを再利用して作られる素材です。
  • 再生高透明PPと同等以上に透明度が非常に高く光沢があり、印刷がより綺麗に再現されます。
  • PP素材のものより硬くしっかりとした仕上がりになり、「カール現象」の防止に有効です。

【注意点】

  • 表面に傷がつきやすいので取り扱いには注意が必要です。
再生率 70%
透明度 ★★★★★
印刷の鮮明度 ★★★★★
耐久性・耐水性 ★★★★★

ecomicsPP(エコミクス)

【特徴】

  • 市場から回収したペットボトルキャップを25%以上使用したエコ素材です。
  • 売却した利益を発展途上国の子供たちへのワクチン代として寄付する「エコキャップ運動」に貢献できます。
  • 通常のPPに比べ少し濁っていますが半透明なので透明素材の代替品として使用しやすいです。
  • 耐久性・耐水性に優れています。

【注意点】

  • 表面上に黒点が見られる場合がありますが、リサイクル時の処理によりペットボトルキャップに印刷部分のインキや汚れなどが残ったものです。

再生率 25%〜
透明度 ★★☆☆☆
耐久性・耐水性 ★★★★★

紙製

【特徴】

  • プラスチックを使用しない紙製のクリアファイルです。
  • 紙資源としてリサイクルが可能で、中の書類ごとシュレッダーにかけることもできます。
  • 生分解されるので、海洋プラスチック問題への取り組みになります。
  • レーザープリンターに対応したものや半透明タイプのものもあります。
  • 紙製なので鉛筆やペンで直接書き込むことができます。
  • 手に入りやすく比較的安価な素材です。

【注意点】

  • PPに比べ耐久性と耐水性が劣ります。
再生率 -
透明度 ★☆☆☆☆
耐久性・耐水性 ★★☆☆☆

ストーンペーパー

【特徴】

  • 原料に木材を一切使用せず、石(石灰石)を主原料としたストーン紙です。
  • 乾燥や洗浄の製造プロセスがないため、排水や廃棄ガスを排出しません。
  • 紙製よりも高い耐水性があります。
  • 石でできた「紙」ですので鉛筆やペンで直接書き込むことができます。

【注意点】

  • 通常のPPで作られたクリアファイルの約1.5倍の重さです。
  • 紙粉が発生する場合があります。
  • ストーンペーパーを廃棄する場合は古紙回収に出せないため「可燃ごみ」として処分する必要があります。
再生率 -
透明度 ☆☆☆☆☆
耐久性・耐水性 ★★★★☆

LIMEX(ライメックス)

【特徴】

  • 石灰石と樹脂から製造できる、水と木をほぼ使用しない革命的素材です。
  • 半永久的にリサイクルが可能と謳われているエコ素材です。
  • 破れにくさはPPには劣るものの、クリアファイルとして使用する分には十分破れにくく、紙製よりも高い耐水性があります。
  • 中身がうっすらと透ける半透明の素材です。
  • 重さは通常のPPで作られたクリアファイルの約1.2倍ですがストーンペーパーに比べ軽い素材です。
  • 厚みの均一性が高く紙粉の発生が少ないです。
  • 石でできた新しい素材ということで話題性が高くなる分、価格帯はやや高めです。

【注意点】

  • LIMEX製品を廃棄する場合は「可燃ごみ」として焼却するか、TBM社の用意しているリサイクルボックスへ持ち込む必要があります。
再生率 -
透明度 ★☆☆☆☆
耐久性・耐水性 ★★★★☆

まとめ

一見同じように見えるクリアファイルでも実は異なる素材が使われていたり、様々な使い道があることが分かりました。
エコ素材を使用したクリアファイルを利用することで、環境問題を考えるきっかけにもなると思います。
顧客に資料を配布する際の話題作りや、さりげない環境貢献へのアピールを目的に使用されてみてはいかがでしょうか。

LABではエコ素材のクリアファイルを使用した販促物やグッズ作成なども手掛けております。
オリジナルクリアファイルの作成をお考えの方はぜひご相談ください。

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